落花生の豆知識

落花生 Q & A
Q.落花生は食べ過ぎると肥るとか鼻血が出ると言われますが本当ですか。

落花生は成分の約5割が脂肪分の高カロリー食品であるためにそのように言われる面がありますが、落花生の脂肪は不飽和脂肪酸が主体ですのでそのような心配はありません。ただし落花生に限らず食べ過ぎは健康には良くありません。必要カロリーを考慮すると通常の食生活をしている人には1日20粒程度に留めるのが賢い食べ方と言えます。

Q.日本ではどこで生産されていますか。

落花生は乾燥に強い作物で、関東や九州の畑作地帯が主産地です。日本での生産のピークは昭和40年頃で、その後は収益性の良い野菜などに取って代わられ、現在は当時の1割強にまで生産が減少しています。全体の75%は千葉県で、15%が茨城県で生産され、残りの10%が神奈川、鹿児島、栃木等で生産されています。

Q.莢にはどうして2つの実が入っているのですか。

日本で一般に食べられているのはバージニアタイプと言われる大粒種で、この品種の落花生は品種特性として実になる胚珠が2つあり、良く育った莢には2つの実が入ります。たまに実が1つしか入っていない莢がありますが、これは2つの胚珠のうち1つしか受精しなかったか受精後の発育が不良であったことによるものです。この他にバレンシアタイプと呼ばれて菓子の原料等に使われる小粒種の落花生は1つの莢に小振りな実が3~4個入るものもあります。

Q.落花生の成分は?

落花生100g(可食部)の中には、脂肪が47.7g、たんぱく質が25.4gも含まれています。特にビタミンEが12.2mg、B1が 0.85mg、B2が0.1mg、ビタミンB群の一つであるナイアシンが17.0mg含まれています。脂肪酸には不飽和脂肪酸の一種のオレイン酸とリノール酸をたくさん含んでいます。また、薄皮には抗酸化物質として知られるポリフェノールも含まれています。 老化を防ぎ、ガンの予防にも効果があるとされるビタミンEは、体の細胞膜にある脂肪酸の酸化を抑えてくれ、細胞を丈夫にし、老化や動脈硬化を妨げる働きがあります。

Q.保存方法について教えて下さい。

各商品のパッケージの保存方法記載内容をご確認の上、保存をお願いいたします。 また、開封された場合は酸化等の原因で風味が損なわれる可能性がございます。開封後は期限内でもお早めにお召上がりください。

Q.賞味期限が過ぎてしまったのですが、食べても大丈夫でしょうか?

賞味期限は美味しく召し上がっていただく為の目安となります。賞味期限が過ぎてしまったものはすぐに食べられなくなるという訳ではございませんが、よりおいしく召し上がっていただく為、賞味期限内にて食べていただく事をお薦めいたします。

Q.落花生の薄皮はそのまま食べても大丈夫でしょうか?

そのままお召し上がりいただいても問題はございません。またピーナッツの薄皮(渋皮)には、ポリフェノールが含まれています。若干の渋み等がございますが、お好みによりお召し上がりください。

Q.千葉産落花生の新豆の時期を教えて下さい。

当店の取扱品種であります早生種、半立種は10月中旬頃から順次新豆の出荷となります。ただし、年度により出荷時期がずれることがございます。 また当店の取扱品種ではございませんが、主にゆで落花生用のおおまさり等は9月下旬頃から市場に出回ります。

Q.千葉産落花生の殻が黒いのですが、問題はないのでしょうか?

千葉産落花生は品種の特性や生育する土壌の影響により、外国産の落花生と比較して殻に黒い斑点が出来やすくなっております。豆の品質には影響はございませんので、ご安心ください。

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